無道路地の評価

無道路地とは!?

無道路地とは、一般に道路に接していない宅地をいいます。
財産評価に当たっては、私道(自分の道路)から公道(不特定多数が通行できる、所謂道路)に通ずることのできるものを間口が狭小な宅地(袋地)、そうでないものを無道路地と区別します。
また道路に接していても接道義務(通常2m)を満たしていない宅地も無道路地と同様の評価を行います。
自分の家の間口と道路は2m以上は接道していなければいけませんが、実際にはそうなっていないケースもよくあります。
無道路地であるということは、建築基準法上で建物の建築に制限がかかるので他の土地に比べて減額ができます。

実際にあった事例

とあるグループホームの評価をすることになり字図を確認したら上記図のオレンジ部分がグループホームの土地に隣接していました。
字図も古いのでもしかしたら道路になっているのかな!?と現地を確認してきたところ、オレンジの部分には黒いビニールシートが覆われていました。
気になったのでオレンジの部分の謄本を取得したら、種目は畑で所有者は国になっていました。
どういう経緯でそうなったかは不明ですが、これでグループホームの土地は無道路地となり土地の相続税評価額を大幅に減額することができました。
無道路地ということに気付かず申告をしてしまい、余計に納税をしていまうというケースも多いようですのでご注意下さい。


※この記事は平成30年3月現在の法令に基づき作成されています

税理士法人 絆  高木 誠

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