『教科書にはない、歯科医院経営の話』種市良厚氏著
歯科マネジメント部門の仕明です。
久しぶりに、種市良厚氏の『教科書にはない、歯科医院経営の話』という本を読み返しました。
この本との出会いは、10年以上前に遡ります。
初めて読んだときは、衝撃を受けたのです。
それは、この本の中で「診療実績分析表」が登場しています。
税務では、歯科医院の決算書を数多く見ていたのですが、
このような数字を管理しているのだと、目が覚める思いでした。
我々会計事務所の人間は、決算書を見れば、売上から利益まで数字は読めます。
しかし、歯科医院の実態を全くと言っていいほど、理解していないのだと反省したのです。
この「診療実績分析表」は、
今でいうKPI(Key Performance Indicator:重要業績指標)なのです。
この本の初版が2002年なので、それよりもずっと以前から
こうした指標を管理されていたのだと、当時はとても衝撃を受けたのです。
改めて、読み返してみると、新たな発見があります。
歯科医院経営について、分かりやすくまとめられたものでした。
歯科医院の経営者や会計事務所の方々に読んでいただきたい1冊です。