私を語る ③普通じゃ嫌だ 山口会計事務所 所長 山口真太郎

バイトを二つ掛け持ちして、月20万以上を稼いでいた大学時代。
当時は食事よりも洋服代を優先するほどでした。
信販会社の督促架電のバイト経験から信用情報にも詳しく、カードローンにも手を出していました。
なので「どうしても買い物してしまう」「お金が足りない」という人の心理はよく理解できます。(笑)

もう一つのティッシュ配りのバイトは、繁華街の往来で活動しているので、人の目に触れます。
しかも、色やシルエットが独創的なCOMME des GARÇONS(コムデギャルソン)
などの服を着ていたので余計に目立っていたはずです。
「目立ちたがり屋」という訳ではありませんが、
こだわりのファッションを多くの人に見てほしかったように思います。
「どこのブランドの服なんですか?」と尋ねられることもありました。

ファッションにこだわりがある方の傾向として、「普通じゃ嫌だ」という人が多いように感じています。
当時の洋服好きの仲間で、今もお付き合いのある方が多くいます。
「普通じゃ嫌だ」という価値観を共有しているので、連帯感があります。
また、「普通ではない」からこそ、多方面で活躍している人が多いという実感があります。

アパレル業界への憧れはありました。
ですが学生時代、アパレル業界の人からは
「社員割引こそあれ、高価な洋服を買い続ける必要があり、手元に残るお金は少ない」。
そんな厳しい現実を聞かされました。

当時の私の価値基準の一つとして、
「どういう職業だったら、コムデギャルソンが似合うか」というものがありました。

〝人に流されず、こだわりを持っている人〟をかっこよく感じていました。

父が税理士事務所を開業していたので、税理士という職業は身近でした。
「ギャルソンを着ている税理士」は、税理士のお堅いイメージとのギャップがあって
〝かっこいい〟〝普通じゃない〟。
大学4年時、税理士になる決意をしました。

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