医療法人の監査報告書の押印が不要になりました。
こんにちは! 税理士法人クロジカ 歯科医院経営支援部門の仕明です。
先日、熊本県のある保健所より、このような文書が届きました。
医療法人の場合、会計事業年度が終了したら、
その3ヶ月以内に都道府県に事業報告書等を提出する必要があります。
その書類の中には、監事の監査報告書というものがあります。
監事が決算書類を検査して、その正確性を証明する書類です。
この書類には、監事の氏名とともに押印が必要でした。
それが、押印廃止となっています。
それは、令和2年12月に交付・施行された
「押印を求める手続の見直し等のための厚生労働省関係省令を改正する省令(整理省令)」
(長がっ!)
に基づいたものの様です。
押印なしで提出ができるのは、作成する立場では、手続きが簡素化されて助かります。
監事の方が監査を行いその報告をすることには、変わりがありません。
押印が無くなったとはいえ、必ず監事の監査を受けて、報告書を提出しましょう。