求人のために見直したこと
こんにちは。歯科経営支援部門の仕明です。
先日、訪問した歯科医院での相談事項です。
そこでは、歯科衛生士さんの定着がよく、医院内のコミュニケーションが良く取れています。
しかし、医院の立地が市街地ではない郡部のため、なかなか新卒の歯科衛生士さんが採用できません。
歯科衛生士学院の来春卒業の方のうち、その歯科医院が属する市町村からは数名以下です。
その卒業生たちが熊本市内に就職する可能性を考えると、かなり厳しい状況です。
求人のために求人票を学院に提出することから始まりますが、
学院からの前年の求人票による初任給のデータを見ると
なんと、20万円~23万円が全体の7割近くを占めていました。
採用活動のためには、初任給23万円レベルで出そうということになりました。
しかし、問題は現職のスタッフの給与とのバランスです。
その見直しに2時間を掛けて、
試算し臨時的なベースアップ額がなんとか決まりました。
医院のコストアップにはなりますが、
必要な投資だと思います。
院長も奥様も安心した表情がようやく出ました。
求人問題は、どこの歯科医院でも出てくるようになりました。
手をこまねいていても、行動しなければ可能性はゼロです。
できることを着実にやっていきましょう。