朝夕の風に少しずつ秋の気配が漂う季節となりました。
日頃より当事務所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
9月1日は「防災の日」。
改めて備えの大切さを考える時期です。
この夏、熊本でも豪雨被害がありました。
地域の方々が復旧に尽力される姿を拝見し、自然災害の恐ろしさと同時に、
日ごろの備えの有無がいかに大きな差を生むかを実感しました。
「まさか自分の地域が」「うちは大丈夫だろう」──そう思っていた矢先に起きるのが災害です。
だからこそ、普段から備えを習慣にしておくことが大切なのだと思います。
防災の基本は「災害は防げなくても、被害は小さくできる」という考え方です。
そしてこれは、会社経営においても同じです。
経営者の不在、突然の事故や病気、主要取引先の不調、災害による営業停止…。
こうした“もしも”は避けられませんが、事前に備えていれば、会社と社員の生活を守ることができます。
具体的には、必要な保障を数字で確認すること、
保険や積立を“経費になるから”ではなく“安心の選択肢”として考えること、
そしてさらなる備えとして金融機関や専門家とのつながりを持っておくことも大切です。
防災の日は、単なるイベントではなく「備えを振り返る日」です。
今こそ、自社の「防災」と「会社を守る準備」を重ね合わせて見直す良い機会ではないでしょうか。
“安心して明日を迎える”ために。
備えは不安をあおるものではなく、未来を明るく生きるための入口です。
クロジカでも企業防衛という使命感のもとで企業のリスク算定を行っています。
ぜひ一度、会社とご家族の未来を守る仕組みを一緒に点検していきましょう。
山口会計事務所 所長 山口真太郎
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