初秋の候、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
今年の夏は梅雨が明けて暫く猛暑日が続き
オリンピック選手の体調が心配されましたが
一転してお盆前あたりから豪雨日が続きました。
まさに地球温暖化の影響が私たちの生活を強く脅かしています。
さて今回は月刊誌 『致知』 2021年1月号から、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏の言葉を紹介します。
僕は練習の時、グラウンドにコーンを並べてその周りを走らせることがあるんですが、
選手の半分くらいは僅かに距離の短い内側を回るんですよ。
内も外も大して変わらないと。
そこで僕は言うんです。
確かにその通りだと。
しかし運というものは誰にもどこにも流れていて、それを掴むか掴み損ねるかなんだと。
おまえたちがたった1回内側を回ったために、運を掴み損ねてワールドカップに行けないかもしれないんだと。
コーンの外側を回るようなことが、自然ときっちりできるかどうかが明暗を分けると思うんです。
致知2021年1月号 ユニクロ会長柳井正氏との対談より抜粋
この言葉は、サッカー選手のみならず私たちすべてにも当てはまります。
忙しいから、期限が迫っているから、と理由をつけて省略したりズルしたり、ということがありがちです。
そのような時に限って些細だと思ったことが大きな間違いになったりします。
岡田監督の言葉を胸に刻んでおきたいものです。
皆様のご健勝と事業の益々のご繁栄を切に祈念申し上げます。
今月の一首
『川辺にて 群れ飛ぶ蜻蛉(とんぼ) 虫の声 夏から秋へ 移りゆく頃』
税理士法人クロジカ絆会計事務所 所長 隈部幸一
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