猛暑日続きの夏も過ぎ、待ち望んだ秋がやって参りました。
皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて今回は私が所属する倫理法人会で紹介がありました
ダスキン創業者 鈴木誠一さんの 『祈りの経営』 の一節をご紹介いたします。
~納得のいく苦労は若い人にとってはあまりプラスにはなりません。
むしろ納得のいかない苦労こそが、人間を鍛えてくれるのです。
今は納得がいかなくともきっと納得いく時が来る。
敢えて納得のいかない苦労を自ら求めてこそ、成長への道が開けるのです~
この文を読み、私は自分が今の仕事に就いたころのことを思い出しました。
大学(経営学部)は出たものの、会計事務所の業務に必要な専門能力は全く身についていなかった頃です。
先生や先輩から「この仕事を、今日中にやってください」「今週中にやってください」
という依頼の声が引切り無しに私に掛かります。
そのころの私にとってはとても能力の及ぶことではありません。
しかし体力にだけは自信がありましたので、
一日24時間の内16時間くらい仕事と学習に投入すれば何とかなる!
と決めて取り組み5年間ほど続けると、何とか先輩並みの能力は身についてきました。
更に仕事への意欲も高まって自分の能力を超える業務にも
チャレンジすることができるようになりました。
懐かしい、そして有難い貴重な経験です。
皆様のご健勝と事業のご繁栄を祈念申し上げます。
今月の一首
『猛烈で 危険な台風 過ぎ去りて 秋の青空 涼風の朝』
税理士法人クロジカ 絆会計事務所
所長 隈部幸一
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