皆様にはいよいよご盛栄のこととお慶び申し上げます。
今回は、クオリティタイムについてお話したいと思います。
その前に時間管理のマトリックス(「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著より)をご紹介します。
このマトリックスは緊急度と重要度の2軸で4つの領域を表したものですが、
簡単にお伝えすると「いかに第Ⅱ領域(緊急ではないが重要なこと)に時間を費やせるか。
つまり、重要でない第Ⅲ領域や第Ⅳ領域を避け第Ⅰ領域に費やす時間をいかに減らすか、ということが重要」という考え方です。
私も含め、時間の大半を第Ⅰ領域に費やすといった仕事に追われている中小企業の経営者は多いのではないでしょうか?
ついつい目の前にある急ぎの課題に終始して、経営のことを後回しにしてしまう。
経営者にとって経営は最も重要な仕事のはずなのに、たいていの場合緊急性がないのです。
まさに第Ⅱ領域です。
これでは、将来の資金繰り、人事、営業・マーケティング等で致命的な遅れをとってしまうかもしれません。
戦略的に経営を行う為には、緊急ではないが重要なことと向き合いたいですね。
このような経営のことだけを考える時間を「クオリティタイム」と言います。
このクオリティタイムを月に半日だけでも取れたら、取らない場合と比べて、
数年後にはかなりの差が生まれてくると思いませんか?
私自身、会社内にいると集中しようとした時に限って、急な来客やスタッフからの相談が相次ぎます。
夜は接待や懇親会…。
ですので私は、場所を変えて携帯をオフにし、ホテルやカフェでクオリティタイムを意図的に作っています。
税理士法人クロジカは経営助言に力を入れていきます。
関与先企業の皆様には、私達と関わる巡回監査のお時間をクオリティタイムにしていただけたら嬉しく思います。
税理士法人クロジカ 山口会計事務所
所長 山口真太郎
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